漫画ドラゴンボールに隠された秘密・・!鳥山明が込めた特攻隊への想いとは!?

db

漫画『ドラゴンボール』はただのバトル漫画じゃない!?

純粋なエンターテイメントを描くことにこだわる鳥山明先生ですが

実は○○への美学が作中に込められていた・・!

sponsored link

鳥山先生は以前から

『自分の描く漫画の中にメッセージ性は要

ない。そういうものは他の先生方にお任

せして、僕は読者が読んだそのときに楽し

んでもらいたい、読み終えた後、純粋に面

白かったなぁとおもってもらえればいい』

 
ということをおっしゃっていました。

 
たしかに今はそうかもしれません。

 
しかし、ドラゴンボール(全42巻)を読み返せ

ば読み返すほど、あるものに対しての鳥山先

生の強い思想を感じざるを得ないのです。

 

 
それは

 

 
特攻隊です。

 

 
特攻隊とは、太平洋戦争中に窮地に追いやら

れた日本軍が敵国アメリカ艦隊に対して行っ

た決死の作戦。

 

国を守る為に自らの命を差し出して、爆弾を

抱えた戦闘機とともに悠然と艦隊に突っ込ん

でいく捨て身の攻撃です。

 

この作戦によって大戦末期の約1年間の間で

5000名近い命が若くして海上に散ったと

いわれています。

 
先に記した通りドラゴンボールの作中では、

鳥山先生がこの特攻隊という事実に対して

特別な想いを抱いているのかもしれないな

という描写がいくつも登場しますのでご紹

介します。

【武天老師  対 ピッコロ大魔王(コミックス13巻より)】

このとき武天老師は、催眠スプレーでそば

にいた天津飯を眠らせ、命懸けの技である

と知りながらも自らの師である武泰斗様の

奥義である『魔封波』を放つ。

 
が、わずかに電子ジャーをとらえることに

失敗し命を落としてしまう。

 

【孫悟空 対 ラディッツ(コミックス17巻より)】

兄であるラディッツの圧倒的な強さの前に

大苦戦を強いられた上、自身がかけた情け

のせいで貴重な勝機を逃してしまった悟空

は、わずかな隙をついてラディッツの背後

に回り込み、羽交い絞めの状態に。

 
『オラも一緒に死んでやらぁ』と言葉を残し、

ピッコロが放った魔貫光殺法の直撃を受け、

道連れの形で死んでいく。

関連動画:孫悟空 VS ラディッツ

 

【餃子 対 ナッパ(コミックス19巻より)】

強大な強さを誇るナッパに対して成す術が

なくなっていたZ戦士たち。

 
そんな中、最も戦闘力の低いはずの餃子が

意表をついてナッパの背中にしがみつき

捨て身の自爆攻撃をかけるという大胆な

策に打って出る。

 

が、思わぬ不意打ちを食らったナッパは

木端微塵になるどころかほぼ無傷の状態で

生還。

 

『さよなら天さん、どうか死なないで・・』

 

最後に残した餃子の切実な言葉も虚しく

、その後天津飯も死を覚悟して放った気功砲

によって息絶えてしまう。

関連動画:餃子 VS ナッパ

【ピッコロ 対 ナッパ(コミックス19巻より)】

至近距離から放たれたナッパのエネルギー波

をピッコロが身を投げ打って盾となり、悟飯

を護ることに成功するが、その勇断によって

絶命する、というベジータ編最大の名シーン。

 
『おれとまともにしゃべってくれたのはお前

だけだった・・。貴様といたこの一年、悪く

なかったぜ・・。』

 
人知れず深い孤独を感じながら生きてきた

ピッコロにとって、一年間(正確には半年間だ

が)寝食を共にして過ごしてきた悟飯の存在は

特別なものとなっていたゆえに起こした行動

に違いない。

関連動画:ピッコロ VS ナッパ

【ベジータ 対 魔人ブウ(コミックス39巻より)】

難攻不落の強敵、魔人ブウを前に、ふつう

の闘い方では勝ち目がないことを悟った

ベジータは、最期に息子であるトランクス

を抱いた後、かつての餃子のように極限ま

で高めた全身エネルギーを放出して決死の

自爆攻撃をはかる。

 

これによって、無残にも灰と化して崩れ落

ちていくベジータだったが、彼とともに跡

形もなく消し飛んだかにおもわれた魔人ブ

ウはその後すぐに再生してしまい、結果的

に無駄死の形となった。

 
『あいつは初めて、自分以外のものの為に

闘おうとしているんだ。己の命を捨てて。』

 
ベジータの自爆寸前に、ピッコロがいった言葉。

関連動画:ベジータ VS 魔人ブウ

sponsored link


他にも、ベジータ編におけるクリリンの発言

として、ピッコロが魔貫光殺法を溜める間、

到底勝ち目のないナッパを食い止めることに

なった自らの状況を『特攻隊の気分だぜ』

表現しています。

 
また、魔人ブウ編では、ややパロディチック

に描かれてはいますが、ゴテンクスが作り出

した複数のゴースト達がその体に触れた瞬間

自爆して、相手に大ダメージを与えるという

 

‘スーパーゴーストカミカゼアタック’という

技が編み出されています。

 
このように、ドラゴンボールの作中には、何

かを護る為、到底勝ち目のない敵に対して自

らの命を差し出す、という特攻隊のそれを想

起させる名場面やセリフがいくつか登場する

ことがお分かり頂けるとおもいます。

 

そして、そのうちの全てが功を奏したわけで

はない点も、特攻作戦と類似するところです

(あれほど壮絶な作戦を打ってでたにも関わら

ず、その後敗戦している。)

 
こういったシーンの数々は、実は鳥山先生が、

自分の命と引き換えに大事なものを護ろうと

する

 
‘自己犠牲’

 
に対して、特別な強い想いを抱いており、

それへのオマージュともとれる形で散りば

められているようにおもえてならないのです。

 
作中に、反戦、人種差別、死生観、テクノロ

ジーへの危惧など、表現として自分の思想を

込めようとするのは作家として決して珍しい

ことではないですが

 
当時、ご自身の中に抱いていた特攻隊への並

々ならない想いを無意識にぶつけていたので

はないでしょうか。

 

sponsored link



コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ